大学院生の徒然なるブログ

主に産経新聞を読んで感じたことを書きます。

子供への接し方のヒント(5.31)

5月31日付の産経新聞の「産経書房」のコーナーにおいて、

 

福田花奈絵さんの著書「ずっと泣いてる子供にイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから」が紹介されていました。

 

小学校教諭を務めていたため、子供への接し方には自信があった福田さん。しかし、子育ては思うようにいかず、家族に攻撃的な態度をとってしまうこともあったとか。

 

カウンセリングやコーティングや保育学を学び、気づいたことは

【ちゃんとできない私はダメだ】

という自己否定の癖。

小さい頃に、自分が大人に迷惑をかけまいと我慢していたようなことを、自分の子供ができないため、腹を立てる

そのため、ちゃんとできない自分や子供を許容することが大切だと福田さんは語っています。

 

この記事を読んで、私が思い出したのは、幼稚園の頃の先生です。

大好きな先生で、小学校に上がってからも年賀状のやり取りを続けていました。しかし、先生が結婚、出産されてから、イメージが変わってしまいました。先生のお子さんがわがままで他の子に迷惑をかけているというのです。

 

先生=育児が上手

 

だと思っていた私は衝撃を受けたのを覚えています。

 

幼稚園では、子供達の個性を否定せず、伸ばそうとしてくれるところだと思います。

私の大好きだった先生は、ちゃんとできない子供を許容する癖がつきすぎてしまったのかもしれません。

 

子供は、何も知らない、わからないものであると同時に、教育していく親は許容と叱責のバランスをうまく見極めて、ストレスをうまくコントロールしながら教育していく必要があるのかなと思いました。

 

育児どころか、結婚もまだまだ先ですが、福田さんの著書を是非読んでみたいと思いました。